野島 和信  伝習院学院長
略歴 1946年10月〜2015年6月
1946年 東京都世田谷区に生まれる。
1972年 第十三代算命学宗家・高尾義政氏に出会う。
1973年 第十三代算命学宗家・高尾義政氏の直弟子となる。
1979年 第十三代算命学宗家・高尾義政氏より免許皆伝となる。
1986年 世田谷の自宅において、野島塾を始める。
1988年 世田谷区三軒茶屋に算命学教室『伝習院』を開校する。
1998年 企業経営コンサルタント部門が『C.L.L.』として独立する。

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野島和信算命学講義

 『伝習院』は、悠久の大地・中国大陸で誕生した東洋の哲理・哲学の体系を、日本はもとより世界に広めるために誕生した学校です。『伝習院』の由来は、数千年の時を経て少しも変わることのない姿勢、一子相伝で伝わってきた『算命学』の全てを受け止め、そのまま未来に橋渡しをすることの覚悟を意識したところにあります。

  人類の生活は、古代、数千年変わることなく続きましたが、ここ僅か百年足らずで急激な変化がもたらされました。人は、空を自由に飛び、海を自由に潜る技術を手に入れ、世界的に文盲も極めて僅かになり、皆、ほぼ平等に近い高度な知識を持つまでに至りました。その為に、算命学でも一子相伝の意味合いも薄れ、志のある人が確実に算命学を次代へ譲り渡し、その途中に果てしない自己研鑽を果たせば良いのではないかと考えられました。当校創設時に、私達は、その思いを強く込め、習得したものをそれ以上に伝え残したいとの希望を、『伝習院』という名に託したのです。

  運命や運勢の改良は、心の学問が派生して、人の生き方を見事に是正することが出来ます。その過程に通常の占いといわれる世界もあるのです。『伝習院・算命学』の世界でも、実際には心の学問を占いに使用しています。『算命学』の占いでは、占技的に当てる確率を高めており、とても精度の高いものとなっています。逆から眺めると、ある面では、他の占い世界にはないような、心の部分に的確に焦点を当てた東洋の心理学といっても間違いがありません。

  『算命学』は古代東洋人の発想から生まれた集大成の理論であり、時に軍略・策略に使うことで、善悪は別として、非常に価値を発揮するものです。しかし、それ程価値ある学問体系を、占いの世界に止めて置くことは許されません。当然のこととして、学院長・野島和信個人の意思は、『算命学』を数ある占いの世界の一部に止める意志は持っていません。『算命学』の学問体系を全て活用し、人の人生や経営の世界、政治の世界等、人が関わる分野には全て活用をしていく覚悟です。もちろん、今後、『伝習院・算命学』に関わる方には、そのノウハウを余すことなく伝えていくのが基本方針となっています。





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