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 今月のワンポイント−2020年11月


人間の要素 

 人は徳と才の両方を所有しています。但しバランスの問題で、どちらかに片寄っている人もいます。

     人  間
        徳人60%と才人40% 指導型・トップの器
        徳人40%と才人60% 補佐役
        徳人50%と才人50% 凡人

徳人と才人の見方
徳の強い人
・和の上に人を乗せる(自己の意見をみんなの意見の上に乗せる)
・明るいが重い気を発する。目立たず地味な人。
・物事のプロセスが長い。話下手(結論を考えながら話す人)
・妻に薄情。女性の扱いが下手。
・手足の動きが身体と一致しない(身体に比べて手足が力強い)
・手足の動きが早く、身体の動きが鈍重にみえる。
・身に付けているものが、高価なものでも安物に見える。
・靴のかかとを例にとると、平均的な減り方。

才の強い人
・自己の意見を先行させる。
・攻撃的で、派手な人。
・物事のプロセスが短く、表現力が適確(結論が先に頭の中で生まれている)
・妻にやさしい。女性の扱いが上手。
・手足がゆっくり動いているようでいて、身体の動きが早い。
・身に付けているものが、安価なものでも高価に見える。
・靴のかかとを例にとると、斜めに減る人。

以上が徳人・才人の見分け方になります。

 短い期間においての運の上昇、下降を探す
 これは一生涯というのではなく、五年で運の波を探していきます。
 この技法は守護神の活用になり、守護神というものを見られるのと同時に、後天的では十年単位で見ていけるものなのです。
 そして守護神を使いながら位相法を使用していくのです。

条件@ 
 
守護神と半会(会局)、支合が同時回座すると運気上昇となる。
 回座というのは回って来るということです。
 守護神が回ってきて、半会も回ったというときは上昇期に入ります。
 しかし守護神が回ってきたのに対冲の年だったりすると、ありがたいのですが進み方が小さいのです。

       癸 庚 辛
       亥 子 亥
       

 この命式は大変に水が多いです。すると亥の中に入っている甲(28元)は守護神になるわけです。そして後天運に甲寅が回れば、守護神+支合で運気の上昇です。

 ここでワンポイント=大運の初旬に大半会とか律音、納音を持つとエネルギーの燃焼回転が早くなりますので、守護神と半会が来た場合なども、運の表れ方が半年位早まります。 早め早めに物事が起きると判断。守護神+半会で運気上昇(早め)

条件A 
忌み神と刑・対冲・害が回座すると運気の下降になる。

      癸 辛 庚
      卯 酉 子
              刑
            壬子

 この命式ですと、年で壬子が回ると命式自体が水ばかりですから、壬はもう要らないわけです。つまり忌み神です。そして子卯の刑がきていますから、運気下降に入ります。



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