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 2022年3月
 
 結婚とは
 結婚とは、女性と男性の間で成立するのです。当たり前の事なのですが、世の中には、その当たり前ではない人達も数多くいます。時には、男性と女性ではなく、女性同士、男性同士の結婚もあるのです。
 正式の結婚とは言えませんが、運命的世界から眺めますと、まるで結婚したかのような女性同士や男性同士の組み合わせもあるのです。
 女性と男性の本質を捉えれば、簡単な事ですが、結婚の目的が解ります。



 男女の世界には、様々なエネルギーの引き合いが自然に生まれるのです。勿論、全ての男女がエネルギーの引き合いをするのかといいますと、中には反発し合う男女もいるのです。
 
 世の中には女性同士・男性同士の結婚もあるのです。エネルギーの世界から眺めますと、女性でも非常に積極的に生き、能動的な人もいるのです。同様に、男性でも非常に受動的な生き方をしている人もいるのです。この様に、世間の常識に当てはまらない人々も生活をしているのが世の中なのです。
 そこで結婚の解釈は、眼に見えない様々な要素を含め考慮をしていかなくてはならないのです。

 結婚とは、人生においてこの世に生まれた事に次いで、最も重要な要素なのです。
 特に女性にとりましては、人生が180度変化する事が多いのです。男性の場合も女性同様に人生が大きく変化します。それ程、結婚という出来事は第二の人生のスタートであり、大切な事なのです。
 人間一人で出来ないことも、二人になる事で数多くの事が出来るようになる場合もあります。ここに結婚の目的も隠れているのです。一人ではできない事を、共に役目・役割の分担をしながら、大きな目標に向かって進む事が結婚なのです。結婚に対する考え方が二通り生まれているようです。
 一つは結婚し一人で出来なかった事を、二人共同で実行していく為の結婚であり、もう一つは、結婚し女性と男性の役目・役割を効率よく分担し、二人で共同生活をしていく為の結婚です。どちらが良いか悪いかではなく、大きな目的・目標が違うだけです。



 結婚の場合は、吉の結婚・凶の結婚でその後の人生が全く変わってしまうのです。最悪の場合は、やり直しの結婚となるのです。しかし、再び同じ過ちをすれば、家庭生活の安定は失われてしまうのです。
 結婚までの一連の流れを見ていきますと、重要なポイントが解ります。実は、結婚に至る筋道も多くのケースがありますが、ほぼ要約すると「独身時代」「出会い」「恋愛時代」「意志の確認」「結婚へ」「家庭を」「夫婦としての時代を」となります。

 男女の出会いから恋愛中・恋人の時代は、一個人の男女であり、平等の人間関係なのです。ところが結婚を前提とした状態に進んでいきますと、男女一個人の間柄では済まなくなるのです。そこには、必ず「家系」という壁が立ちはだかるのです。恋人や単なる友人の段階は、何の障害もなかったはずが、結婚を口にした途端に、今までの風景が変わってくるのです。
        


 運命的に正式に結婚するというのは、この様な状態をいうのです。必ず、外の人を家系の流れを横切って、内の世界に迎え入れる事なのです。
 
   



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