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 2024年2月   onepoint

2024年 世界動向 甲辰年 天剋地の年 木剋土
 今年は令和六年(2024年)甲辰年になります。
 世界を見渡すと、宗教性が強調される年になるようです。
 世界的に弱者を軽んじる傾向が見え、弱者は孤独に耐えられる強い精神力が必要となるようです。

 天干が地支を剋す(天が地をやっつける)年になり、最終的には天干の甲が育つ年となり前進力に勢いが出ます。
 ある人にとっては、遊び心やゆとりになり、またある人にとっては孤立感を内在しているような年になるのです。
 宗教性や先祖を大切にする質が強まる年ですが、世界の宗教思想は、まるで遠回りをして複雑にするような動きが見え、その中で更に高いところを目指すような雰囲気がみえるような年になります。

世界の自然現象
 世界の各地では、暴風・落雷・山崩れによる被害もあるでしょう。
 大地を揺るがす地震にも注意です。

令和6年(甲辰年)のワンポイント
 日干甲の人が甲をみれば、人生を複雑にし、遠回りして楽しむ人
 日干乙の人が甲をみれば、運命的に人を混乱させ、行動が複雑な人
 日干丙の人が甲をみれば、からっとして陽気な人
 日干丁の人が甲をみれば、人の暗さを取り去る人
 日干戊の人が甲をみれば、位があがれば上がるほど、秘密を持つ人
 日干己の人が甲をみれば、自信過剰な人、特別意識の人
 日干庚の人が甲をみれば、既存を壊し、新しくなにかを創るような人
 日干辛の人が甲をみれば、才能を珍重される人
 日干壬の人が甲をみれば、仲間作りを好む人、町づくりを好むような人
 日干癸の人が甲をみれば、高いところに昇っていこうとする人、上を目指す人

2024年の日本の各界
宗教界=宗教(思想面)・哲学・学者の世界
 力量が強くなり無理なく発揮されるようです。
 決まり事や約束事を守り最後まで責任を果たすことのできる一年のようです。
 忍耐力も強く華麗さを好まず、質素な生活態度となります。

政界=政治の世界
 集団組織を作る力を強く発揮し、見えないところでひそかに画策する力も強まるでしょう。強いものに向かっていく質を見せ、強気の心も出てきます。
 経済面に関しての自覚が欠け、金銭感覚抜きで押し切ろうとします。それが時として犯罪を引き起こす場合があります。
 社交性や社会性も強まり、人脈形成のために妥協する力も備わります。

報道=マスコミ・出版の世界・情報世界
(IT・ICT=コンピューター・データー通信等)
 一部のマスメディア(新聞・テレビ・雑誌・ラジオ)では、ズケズケとものをいう姿もあり、批判力は強いが、取材力が中途半端となり、誤った伝え方事態が濁流と化し、それが奔流となってしまい、信用・信頼がおけない部分が浮き彫りになります。

芸術界=芸術・芸能(庶民の楽しみの世界)
 伝統や習慣を切り捨てて現実優先の姿勢がみられるが、一方では古風で伝統的な歴史あるものが重視されるようです。
 創造の世界では、力量以上の作品を作り出す不思議な芸術世界となります。

民間の長=民間の長老・大企業や大組織出身の賢者の世界
 位があがれば上がるほど秘密の部分を持つようです。
 常に二つの目的をもち、説得力も備わりますが、理解者が少ないようです。
 勝負に強い逞しい人物が多く、国に対しての批判力が強まるようです。
 瞬間における判断力と的確な処置が実に上手です。

大衆=民衆・庶民・大衆そのものの世界
 庶民は反発心を感じながら冷静に日本という国を眺めているようです。
 淡々とした無欲さを加えた庶民が多くみられるようになり、肩を張らない粘り強さが見られるのです。  
 ある人達には山里に住むような静かな暮らしを求めるような変化も見られます。またある人達の中には、時代を超えたような(現時代の先)感覚の特別意識を持つ人も増えるようです。
 中にはずる賢くふるまう人たちもいるようです。
 世の中の反逆児の要素を持つ人たちがいるようです。
 常に相手を落とし入れるための策略や画策をしているようです。
 親しげに寄ってくる人や身内親族を名乗る人達に注意が必要です。

国政=立法・司法・行政・国の政治(衆議院・参議院)
 既存の破壊や平和の破壊の暗示の年になります。
 内面を隠すような行為が見られます。
 存在感が弱まり、信用や信頼も不安定となります。
 一部の人たちは、無責任となり、実力不足を露呈します。一人の人を助け、他の人を不幸にする恐れがあり、判断力が必要となります。
 人を引きつける魅力不足になります。

官界=官僚(役人・国家の政策決定に大きな影響力を持つ国家公務員)
 暗く地味であり、組織の信用・信頼も揺らぐような不安定な年になります。
 中には、才能や利便性を重視される人もいるようです。
 相当に用心深く、均整を保ち出処進退を心得ているようです。

外国視点=日本が感じる外国視点
 中庸な国に感じ取られるようです。優雅さも感じられるようです。
 慌てず騒がず、自然体に過ごしている国民性だと感じるようです。
 穏やかな町つくりを形成し、アイデアや想像性が富んでいて楽しくもてなすことに優れているように感じるようです。


政界の長=国政の長老・政界の重鎮
 どれほどの恩恵を受けても満足することがないようです。
 トップ意識が強く、高い所に上がって行こうとする雰囲気の年です。
 神秘性を所有し、相手に重厚感を与えます。
 時には情をもって接し、時には心配りをして接していくようです。